キング・クリムゾン再発

またまた〜'70年代に発表されたアルバムが再発とか。「WHD Entertainment」という新たに設立された会社がDGMの配給権を獲得したそうです。
この会社は、WOWOWホリプロ、ディスクガレージが共同で設立したとのこと。「WHD」とはおそらくこの3社の頭文字でしょうね。
Kievさんが「何回目の再発だ」と言ってるので、分かる範囲で書き出してみたり(邦盤CDのみ)。

  1. 1986?東芝EMI
  2. 1990 ヴァージン・ジャパン ※Definitive Edition('89年リマスター)
  3. 1994 ポニーキャニオン ※同上
  4. 1999- ポニーキャニオン ※30周年記念Edition、紙ジャケ、24bitリマスター、HDCD仕様(例外もあり)
  5. 2001 ポニーキャニオン ※上記のジュエルケース入り通常盤か?
  6. 2004 ユニバーサル   ※紙ジャケ、初回限定プレス(通常盤はなし)
  7. 2006 WHD Entertainment ※紙ジャケ、1stは「Original Master Edition」、2ndはボーナストラック2曲追加

#5を再発と呼ぶかは微妙だが、amazonでは別物とされていたので。

#1はCD黎明期のもの。とりあえずCD化しました、ということだろう。

#2は、'90年3月7日発売。'80年代までに発表されたスタジオアルバム10作がフリップ(とトニーアーノルド)によるリマスターを施されて再発。
オリジナルの音源をかなりいじってある上、一部のトラックは別バージョンに差し返られているらしい。
ちなみに、それに先駆け'90年2月7日には『A Young Person's Guide To King Crimson』がCD化され、日本のみ1年間(だったか?)の期間限定で販売されていた。このアルバムはこれ以降再発されていない。「The Definitive Edition」の表記もなし。
ちなみに#2の帯を見ると、以下の3種類のクレジットがあった。

同じアルバムを複数所持しているわけではないので詳細は不明だが、おそらくプレスされた時期によってクレジットが異なっているのではと思われる。

#4については「紙ジャケ探検隊」さんに海外盤も含めた詳しいレビューがある。


とりあえずはここまでとします。
個人的には#2の時期に集めていたので、ほぼ同内容の#3はともかく、それ以降に発売されたものに関しては思い入れがなく情報も持っていません(汗
ただ、#4で初めてCD化された「Earthbound」と「USA」は買いました(いずれも2002年発表)。
それと、1stの「Original Master Edition」は邦盤がなかなか出なかったのでEU盤を購入してました。


なお、コメント欄で情報提供やツッコミ等いただけると幸いです。