THE WORLD HERITAGE『the Topic of Cancer』(2006)
今日届きました! デジパックだったんですね。ちなみに、帯の日本語表記は「ザ・ワールド・ヘリテッジ/北回帰線」でした。
まあ、インプロ集という捉えかたでいいのかな? 2か所のライブ・セッションをまとめたものですが、吉田さんとしては、新バンドの1stアルバムとして捉えてほしいのかも。
前半4曲は、2004年6月16日の是巨人のライブから。是巨人の3人に、鬼怒さんの盟友である勝井祐二さんが加わった4人によるものです。アンコールとして演奏されたという、クリムゾンの「太陽と戦慄パート2」のカバーは収録されていません。当たり前か(^^;
後半4曲は同年3月26日のライブから。めったにライブをやらないことで有名な高円寺百景をトリに、SHY CHILDとKIRIHITOが出演し、その前座というか一番最初に演奏したときの音源のようです。この時点では、特にバンド名は付いていなかったみたいですね。
前半のメンバーから鬼怒さんと山本精一さんが交代しただけですが、上記のようないきさつだからでしょうか、感触というか雰囲気が結構異なっています。ギターとヴァイオリンが左右入れ替わっていることもありますが、山本さんのロックしているギターが印象的ですね。#8でのヴォーカル(?)は吉田さんでしょうか?
また、いずれもTAKEさんのサイトにライブレポートがあり、大まかな演奏時間も記されているのですが、それを見ると演奏部分は完全収録されているような感じです。
しかし、凄い内容です。ただただ圧倒されます。通して聴くには体力が要りますね。
とりあえず、是巨人の3人はそれぞれのプレイを聴いているので、勝井さんと山本さんの演奏に耳が行きました。勝井さんのワウを使ったプレイや、効果音的なプレイ、そして山本さんのロックしているギターが面白かったです。
無理せずに、気が向いたときに聴きたいと思います。
- アーティスト: The World Heritage
- 出版社/メーカー: P-JAZZ
- 発売日: 2006/04/26
- メディア: CD
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