磨崖仏通販
- 是巨人『ジャクソン』(2006, 3rd) magaibutsu MGC-29 asin:B000GPIKEC ※8月27日発売
- (英文表記)KOREKYOJINN "JACKSON"
- KOREKYOJINN『YES MEDLEY』 ※上記のボーナスCD(8cmCD)。「not for sale. only for promotion.」とのこと。
- V.A.『日本の新音楽 JAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL ver.4 november 2005』(2005) ※CD Extra
以上2(+1)枚を購入。『日本の新音楽』は、大手通販サイトでは販売していないようなので、購入の機会を探ってました。今回、『イエス・メドレー』が欲しくて、磨崖仏のほうに入手方法を問い合わせたところ、そちらの通販で『ジャクソン』を買うと付けてくれるということだったので、いい機会と思って一緒に注文しました。
『ジャクソン』は、全9曲のうち「ジャクソン」と「アイソトープ」が、昨年発表されたライブ盤『アイソトープ』にも収録されているということで、一応2曲が既発(なんか、ややこしいな)。アレンジは(たぶん)ほとんど変わってないようですが、スタジオ録音ということで、ギターの音色がいろいろと使い分けられていますね。
是巨人の曲の仮タイトルは、アルファベット順に付けられているようですが、このアルバムではそれを拡張したのか、頭に"I"から"R"が付く曲が収録されています(ただし"Q"は無し)。2ndでは、インプロの3曲と「Presage」を除き、頭に"A"から"G"までが付く曲と、「Quicksilver」が収録されていますし、ライブ盤『アイソトープ』には、2ndのアウトテイク「Hash」が収録されていますので、"A"から"R"までそろい踏み。次は"S"から?? (半分ネタなので、本気にしないでね!)
ボーナスCDの『イエス・メドレー』。基本的には、インストパートのノリのいい部分をつなげてますね(ちょっとだけコーラスあり)。そしてラストでずっこける(笑) いや、これをラストに使うのはある意味正しいんだけど、今までのノリのよさをぶった切って、唐突に終わるような感じが…
で、確かに鬼怒さんがキツイなあ、これは(汗) 逆に、ナスノさんがおいしいところ持っていってるような気も。ナスノさんのプレイには、クリス・スクワイアに似ている点も多かったんだなー、と気づかされました。
『日本の新音楽』は、「吉田達也/津山篤/河端一の3人でなんと7バンド!」(磨崖仏より)ということで、オーディオトラックそれぞれ1つずつのほか、ムービーファイルと画像もそれぞれ1ファイルずつ収録されています。そのほか、解説のテキストファイル(英文)も収録。まあ、基本的にはサンプラーなので過大な期待はしていませんでしたが、意外と面白い。特にムービーが! 赤天はライブということもあり、動画で見ないと面白さが半減どころじゃないですよ!
個人的に気に入ったのは、聖家族と、A.M.T. SWR。前者は雰囲気もの的な導入から、エスニック風味の中盤、そしてドライブしている後半と、徐々に盛り上がっていく様子が面白い。それぞれ楽器の持ち替えもしています。後者は、轟音ノイズで始まり、徐々にリズムが見えてきて、そしてまたノイズで消し去るという(笑) 後半は、普通にドライブしているリズム隊の上で、ギターがノイズを出しまくるという感じ。楽しいです。
『日本の新音楽』バンド別メンバー表(笑)
赤天 :吉田・津山 SHRINP WARK :河端・吉田 ZOFFY :津山・河端 RUINS ALONE :吉田 ZUBIZUVA X :吉田・津山・河端 聖家族 :河端・津山・吉田 A.M.T. SWR :河端・津山・吉田
要するに、上の3つは二人ずつのユニット3種類。下の3つは3人での別ユニット。RUINS ALONE は1人だけ。結果として、吉田さんは「ZOFFY」以外の6バンドに参加してます(笑)